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BSフジ 小山薫堂東京会議 「紙袋デザインコンペティション」応募作品
CHALIE VICEという架空のブランドのショッパーのデザイン応募作品。
応募作品1
「網代柄」
日本好きのCHALIE VICEのブランドということで、外国の男性が持っていそうな雰囲気でありながらモチーフにはそれぞれ日本的なものを使用。全体に細い網代柄を配し、ハンドルには平織りのリボンを用いました。



応募作品2
「ボックス型」
ブランドロゴをライン状にしてさりげなく入れました。本来なら箱に使用する板紙に持ち手の穴を開けて
ギフトにもなる男性らしい紙袋に仕上げました。



応募作品3
「特殊用紙」
本来は重機の梱包などに使用される強度のある糸入り紙。
応募作品1同様、日本的な要素と外国(とりわけファッションに敏感な男性の国イタリア)を
イメージしたカラーリングの平織りリボンを持ち手に採用しました。



応募作品4
「小紋柄」
小紋とは江戸時代の武士の裃に端を発して広まった日本の「パターン」です。階級ごとに決められた色にしか着物を染められなかった当時の人たちは、柄によってお洒落を楽しんでいた事から様々なモチーフがあります。
「山々」を美しいグラデーションで表現し、リボンもその色味に合わせました。



応募作品5
「透かし紙」
今は廃盤になってしまった「アイリスボンド」をベースに使用した案。筆記性に優れたレターヘッド等に適した紙で、ウォーターマークの透かしが本物の文書の証となっていました。この透かしから内側の赤い紙がほんのり写り、ただの白ではない表情のある白が、高級感に説得力を持たせています。



応募作品6
「刺繍持ち手」
こちらもイタリア的な男性をイメージして、細いグリーンのラインが入ったリボンに赤い糸でブランドロゴを特別に刺繍(スタッフが)。特筆すべきポイントは持ち手だけではありません。ただの紙でなく「タイベック」と言われる、なんと建築資材としても使用される高密度ポリエチレン不織布は、軽やかでありながら丈夫で美しいです。




